ピュバティ ブルー


「俺は明日10日から聖華の美術教師になるんだよ。産休に入る池田先生の変わりにね」



「冗談でしょ?聖華はそれなりの一流教師しか採用しないし」



少女は目をまるくした。



「俺は、そのお眼鏡にかなったらしいのさ。・・・なんだ、不服そうだなぁ」



青年は笑った。


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