ピュバティ ブルー


二階堂邸では、なごやかに夕食がすすんでいた。



葵の祖母をねぎらう父娘の会話だった。



「おばあちゃんは本当に一人で大丈夫なのか?いつでも来ていただいても・・・」



「何度も聞いたんだけど、おばーちゃん畑と今のご近所さんなしでは生きられないって、一人が気楽でいいって!!本心みたい」



「そうか、じゃあ、休みごとに帰ってやんなさい」



「うん、そうする」





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