僕等の恋


トントンッ…。



え…?


トイレのドアが
ノックされた。


私は急いで涙をふき、


「入ってまーす!」


と、大きな声で言った。


もう、誰だよっ!

他のトイレが
空いてるだろ!?


少しイラッとしたが
我慢して、
声には出さなかった。


トントンッ…。


また、ノックされた。


もう頭にきて、

「誰!?入ってるって
言ったじゃんよっ!」

と、叫んだ。


「…あたし。」


「え…?」

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