僕等の恋

昼休みになり
いつもの場所へ向かった。


階段をあがり扉を開けると
そこにはもう
美衣奈がいた。



「美衣奈?来たよっ」



私が声をかけると
緊張したような顔で
こっちを見た。



「あ、楓っ。
んで…話、なんだけど…」

「うん。どしたの?」



美衣奈は
顔を赤らめて言った。









「あたし、奏のこと
本当は好きなんだ…っ!」






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