聖なる光【完結】
聖矢の手が私の首まで伸びた。
「えっ、えっ、ちょっとッ」
「俺からの今日の最後のプレゼント」
自分の首を見ると可愛いネックレスがつけてあった。
「いっぱいもらったのに…」
「いいじゃん。誕生日なんだから。それに光にぴったりだなあーって2ヶ月前から目つけてたんだ、そのネックレス」
「可愛い…ありがとう聖矢」
「喜んでもらえてよかった」
私は何回もそのネックレスを見つめた。
「光、」
「ん?」
私が顔をあげるとすぐに口を塞がれた。
やっぱり何度、この人とキスをしてもドキドキする。