聖なる光【完結】

私はすぐに加代に笑顔を向ける。「加代おはよう」
「おはよう」その後に続いて美優と加代が挨拶を交わしている。

「ほんと、光はシュート上手だね」
「バスケが好きだから入るんだよ」
「好きだけど私はシュート全く入りません」と、拗ねるように美優が言う。

「美優はざついんだって」加代が呆れたように言う。
「ざ・つ・い?シュートがざついなんて言葉どっから聞こえるのかしら」美優がわざとらしく言う。

「まーた始まりましたよ」一年の梨々香がいつものように言う。

「「梨々香うるさい」」

「へいへい」いつも体育館はこの2人のおかげで笑顔いっぱいだ。私は幸せすぎて笑みをこぼす。

2人は5分もしたら腹を抱えて笑ってる。この気のかわりようがみんなを笑わす理由だ。
私はバッシュの紐をしっかり絞め美優に声をかける。
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