聖なる光【完結】
目が覚めると家のベッドに寝ていた。
「私、気絶したんだ」机にある拓真とのツーショット。
「拓真…」
拓真はどんな気持ちで私を助けたんだろう。
痛かったかな?
拓真、何も分かってなくてごめんね。
私はリビングに行った。
「せ、聖矢」リビングには私の両親とお姉ちゃんと聖矢がいる。
「あ、光起きたのね」お母さんが声をかける。
「何で聖矢がいるの?」
「光が気絶して別に異常なしだったから退院して家まで送ってくれたのよ」
「あんたこんなイケメンで優しい男の子なんていないよ」と、お姉ちゃんは笑っている。
「光、」
「は、はいっ」突然、聖矢に声をかけられて私の声は裏返ってしまった。
「大丈夫か?」「うん。」