聖なる光【完結】
光へ
手紙って何か緊張するよな。これ呼んでるってことは光が結婚したってことかな。
俺、どんな風に渡してた?まあ、わかんねぇけどどうせ光が結婚する未来でも俺は不器用なんだろうな。
光、俺はお前に出会えてよかった。光にはみんなにはないものがあったんだ。何かって聞かれたら何かわかんねぇけどあるんだよ光には!!
俺はそんな光にいつの間にか惚れてたんだ。
でも、光は俺のことは親友としか思ってないって分かってたから気持ちはずっと言えなかった。
最近、中谷と光が一緒にいるとこを偶然見たんだ。光は今までに見せたことのない笑顔だった。こいつ恋してるんだって一瞬で気づいた。
やっぱり俺じゃないんだって思った。だから決めたんだ…。今日から光への思いは閉じようでって。