聖なる光【完結】

でも光が結婚する今日、思い出話として光に言おうと思う。

まあ、俺は不器用だから手紙になってしまったけど。


光、すっげえ好き。



きっと今は俺にも彼女がいて幸せにしていると勝手に思ってる(笑)

この手紙を今書いたのは薄れた気持ちで言いたくないから。

光が結婚するときに冷めてたら嫌だから。俺が本当に好きだったことを光に伝えたかった。

光といた時間は俺にとって宝物です。きっとぼよぼよのおじいさんになってもな。

ずっと親友の振りしててごめんな?でも、今日からはまたちゃんとした親友だ。

だからお前が辛くなったら頼ればいい。俺だって辛くなったらお前に頼るからさ。光、幸せになれよ。

俺と出会ってくれてありがとう。


H22.7.13

大上 拓真

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