君の隣


ガラガラッ、、、

誰かが入って来た。



(また邪魔される...!)


そう思ったあたしはとっさにしゃがみ込み、机の陰に隠れた。


(…男子??)


目の前をよぎった影は男の子のようだった。
一通り室内を見回ると、出ていった。


誰もいないことを確かめ、再度コップを口に持っていく。



「おいっ!」


あ。
見つかった。




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