神は彼を奪う~君と生きた道~
終...残された思い出
朝飛がこの世を去ってから、1週間が経とうとしている。
そんなある日、朝飛のお母さんから渡された物。
「これ、朝飛が書いていた日記なの。 気持ちが落ち着いたら中読んでね」
そう言われた。
・・・今、その1ページ目をめくる。
これは・・・日記のタイトル・・・?
”玲”
その1文字が1ページ目全体に大きく書かれていた。
私の名前の日記・・・。
やめてよ、これ以上・・・涙を流させないで。
そして、私は次のページをめくる。
『今日は初めて新しく通う学校に行った。 緊張したけど、みんな明るくて元気にふるまってくれた。 嬉しかった。 そして今日、俺は恋をした。 暗いけど、みんながもってないものを持っている。そんな彼女の名前は鈴鳥玲。 俺は一目惚れをしたんだ。』
そんなに前から私のこと・・・?
しかも、一目惚れ・・・。
パラパラッ またページをめくる。
『玲と友達になることができた。 大切な存在。 俺にとっては守りたい存在。 絶対に、守ってやる!!!』
パラパラッ・・・
『今日は休日。 学校が休みだった。 ・・・会いたい。 玲に会いたいよ。』
パラパラッ・・・
『好きだって、玲に伝えた。・・・でも、玲は信じてくれなかった。 ・・・悔しい。俺はこんなにも玲が好きなのに・・・信じてもらえないなんて。』
パラパラッ・・・
『玲と付き合うことになった!! マヂで嬉しい♪ やっと信じてもらえたんだ! ・・・でも、俺なんかで本当に良かったのかな? ときどきそう思う。』
パラパラッ・・・
『今日は玲に、病気のことを打ち明けた。 玲が離れていくことを恐れていたけど、玲は離れていこうとはしなかった。 ・・・ありがとうって今すぐ伝えたかった。』
パラパラッ・・・
『玲は、俺を守る役目になりたいって言ってた。 俺も同じなのに、病気のせいで玲を守ることが難しくなってきている。 守りたい・・・守りたいよ、玲。』
パラパラッ・・・
『俺、もうダメだ。 生きれない。』
パラパラッ・・・
『辛い。 苦しい。 ・・・嫌だ。 生きたい。玲と一緒に生きたい。もっともっと玲のそばで笑っていたい。 死にたくないよ・・・。』
どんどんマイナス思考になってくる日記。
そんなある日、朝飛のお母さんから渡された物。
「これ、朝飛が書いていた日記なの。 気持ちが落ち着いたら中読んでね」
そう言われた。
・・・今、その1ページ目をめくる。
これは・・・日記のタイトル・・・?
”玲”
その1文字が1ページ目全体に大きく書かれていた。
私の名前の日記・・・。
やめてよ、これ以上・・・涙を流させないで。
そして、私は次のページをめくる。
『今日は初めて新しく通う学校に行った。 緊張したけど、みんな明るくて元気にふるまってくれた。 嬉しかった。 そして今日、俺は恋をした。 暗いけど、みんながもってないものを持っている。そんな彼女の名前は鈴鳥玲。 俺は一目惚れをしたんだ。』
そんなに前から私のこと・・・?
しかも、一目惚れ・・・。
パラパラッ またページをめくる。
『玲と友達になることができた。 大切な存在。 俺にとっては守りたい存在。 絶対に、守ってやる!!!』
パラパラッ・・・
『今日は休日。 学校が休みだった。 ・・・会いたい。 玲に会いたいよ。』
パラパラッ・・・
『好きだって、玲に伝えた。・・・でも、玲は信じてくれなかった。 ・・・悔しい。俺はこんなにも玲が好きなのに・・・信じてもらえないなんて。』
パラパラッ・・・
『玲と付き合うことになった!! マヂで嬉しい♪ やっと信じてもらえたんだ! ・・・でも、俺なんかで本当に良かったのかな? ときどきそう思う。』
パラパラッ・・・
『今日は玲に、病気のことを打ち明けた。 玲が離れていくことを恐れていたけど、玲は離れていこうとはしなかった。 ・・・ありがとうって今すぐ伝えたかった。』
パラパラッ・・・
『玲は、俺を守る役目になりたいって言ってた。 俺も同じなのに、病気のせいで玲を守ることが難しくなってきている。 守りたい・・・守りたいよ、玲。』
パラパラッ・・・
『俺、もうダメだ。 生きれない。』
パラパラッ・・・
『辛い。 苦しい。 ・・・嫌だ。 生きたい。玲と一緒に生きたい。もっともっと玲のそばで笑っていたい。 死にたくないよ・・・。』
どんどんマイナス思考になってくる日記。