神は彼を奪う~君と生きた道~
朝飛は、どんなことを思いながら、どんなことを抱えながら・・・この日記を書いていたのだろうか。
読んでいるこっちが悲しくなってくるよ・・・。

パラパラッ・・・
『俺は死んでも玲を空から見守ることを決めた。 俺は生まれ変わって、また玲とあの場所で出会えることはできるのかな・・・。 俺たちは繋がってるから、絶対出会えるし』


日記はここまでしか書かれていなかった。
全てに、私のことが書かれている。






朝飛・・・私は、まだ朝飛の死を受け入れることだできないままでいます。
でもね、朝飛と出会う前に比べて、私は強くなりました。 朝飛と出会ったことに後悔なんてしていません。
朝飛は静かにこの世を去っていったけど、今まで一緒にいた日々は、心の中のアルバムの1ページとして、ちゃんと刻まれているよ。 忘れてなんかない。 ・・・忘れるわけがない。・・・忘れられない。


大切な思い出を、ありがとう─・・・。

私があの場所へ行った時は朝飛のことを思い出すね。
そして、また会おう。
生まれ変わって・・・


また出会いましょう。 ・・・約束だよ?
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