会長サマのお隣。
『ごめんなさい…。』
とりあえず、謝っとくのが一番です。
反抗したりするなんて、もってのほか。
今は、一番かしこく、会長の機嫌を損ねないようにするしかありません。
「……。」
それにしても、妙に顔が近い…。
私の体を覆い被さるようにある、会長の体。
しかも、私の体は会長と壁に挟まれてる状態なので、密着度が凄い。
すでに私の体は、会長の肩やら腕やらに触れてるし、顔にかかる会長の吐息がくすぐったいです。