会長サマのお隣。
★とりあえず黙って
【勇輝サイド】
「あの…。」
『……。』
「会長っ…!」
『……。』
それから、約10分。
俺の肩を揉み続ける美穂は、何度も俺に話しかけようと試みてる。
「会長…。」
だけど俺は、聞こえているけど、美穂の言葉をガン無視。
今にも泣きそうになってる美穂のことを、見て見ぬフリをしている。
「会長、聞こえてますよね…??」
だって、ムカつく。
美穂の鼻にかかったような声を聞いていると、イライラする。