会長サマのお隣。



『…勝手に見れば。』




なにもかも、めんどくさくて。


美穂を無視することさえ、どうでもよく感じて。




教科書を机の上に準備しながら、美穂の顔を見ずに言う。




無視するとか、しないとか、今はどうでもいい。




「ありがとうございます…!」




なにがそんなに嬉しいのか、心から喜ぶ美穂。



そんな美穂に相づちも打たずに、顔を背ける。




(結局また、美穂の言う通り)




次こそは、ほっとこう。



















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