会長サマのお隣。



言い切ったことに満足したのか、ご機嫌で生徒会室から出て行く結愛先輩。




苦手っていうか、嫌い。




俺のことをわかってるかのような態度は、ただムカつくだけ。





“美穂ちゃんを好きになる人が、現れるかもよ?”




『…んなの知らねーよ。』




だから、なんだって言うんだ。



美穂のことが好きな奴が現れても勝てる自信はあるし、そんなのどうでもいい。



だいたい、美穂を好きになる奴なんか現れるわけないから。




< 241 / 328 >

この作品をシェア

pagetop