会長サマのお隣。


さり気なくメガネを外すのを拒否する私に、結愛先輩は容赦なく次の案を出す。



「じゃあ、コンタクトすればいいじゃん。」

『コンタクト…!!』



もう、なんて言ったらいいのかわかりません。




私はずっと、メガネ女子で。


コンタクトにしたいとか、メガネを外したいとか、そんなこと考えたことなくて。



私はただただ、未知の世界の言葉を連発する結愛先輩に、身構えてしまう。




『だけど…!!』



コンタクトって、あれですよね…?



目の中にレンズみたいなのを、入れるもの。



それってなんか…



『怖いです…。』



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