Last letter*大好き*
二人は…
屋上へ向かった。
大「読む…か。」
祐「…ん。」
私の大切な幼なじみ
⇒祐弥&大貴へ
あの日…。
二人がお見舞いに来た最後の日。
無理に帰らせたりなんてしちゃって、ゴメン。
二人には、私のため以外にも、大切な時間があると思ったんだ。
だから、あんなふうに言っちゃって…。
二人を傷付けたよね。
ゴメン…。
でも、二人は…青春、楽しめた?
そうだったらいいんだけどな…。
最後に、二人に会いたかったぁ…。
なんだかんだ言って、結局私、寂しかったから。
二人は、私にとって…大切な幼なじみだから…。
大好きだよ。
私に優しくしてくれたり、毎日お見舞いに来てくれて、ありがとう。
また…会おうね。
最後に、会いにきてくれてありがとう。
バイバイ。
結衣より
祐「俺…っ…青春っ…楽しめてねーし…っ…。」
大「おいらもー♪」
祐「結衣…っ…がいっ…ないと無理…っ…だって……っあのバカっ…っ…」
そして二人は見つめあって…大声で笑った。
祐弥、大貴、
ありがとう。