ゆめを叶えて。

意識





次の日、何故か渡辺クンが
私のクラスにやって来た。



『咲ちゃんっ♪悪いんだけど音楽の教科書、貸してくれないかな??』



どえ~!?

なななんですと!!


私が渡辺クンに教科書を貸すなんて!!
そんなの………そんなの嬉しいに
決まってんじゃん…―。



『あっうん。いいよ。……はい!!』



『ありがとっ終わったらすぐ返す!』


そうゆうと嵐のように去っていった。

なんだったんだろ今の。
ってかなんで私に借りに来たんだろ??




そう考えてると、なんだか視線を感じた。



………まずい。

みんなに見られてるよ~!!!


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