先生がスキです。
入学して一カ月
私には好きな人ができた
田山秀くん
同じクラスの男の子
「かっこいいよね~」
音楽の授業の時にこぼした一言
「好きなの?」
隣の席の亜紀に聞かれる
亜紀は高校で初めてできた友達
名簿番号が前後ですぐに仲良くなった
「う~ん、分かんない」
そう言った私に亜紀はゆっくりでいいよって笑って言ってくれた
亜紀以外の人に秀くんのことを言ったことはなかった
いつも亜紀に相談してた
「誰かかわいい子にとられたらどうしよう?」
そう言って悩む私に亜紀はいつも
「思ってるほどかっこよくないで大丈夫」
って笑って励ましてくれていた
私の好きな人がずっと変わらず秀くんだったなら
世界中で誰も傷つくことがなかったのかな?
私には好きな人ができた
田山秀くん
同じクラスの男の子
「かっこいいよね~」
音楽の授業の時にこぼした一言
「好きなの?」
隣の席の亜紀に聞かれる
亜紀は高校で初めてできた友達
名簿番号が前後ですぐに仲良くなった
「う~ん、分かんない」
そう言った私に亜紀はゆっくりでいいよって笑って言ってくれた
亜紀以外の人に秀くんのことを言ったことはなかった
いつも亜紀に相談してた
「誰かかわいい子にとられたらどうしよう?」
そう言って悩む私に亜紀はいつも
「思ってるほどかっこよくないで大丈夫」
って笑って励ましてくれていた
私の好きな人がずっと変わらず秀くんだったなら
世界中で誰も傷つくことがなかったのかな?