恋華
応援団の会が始まろうとしていた。
応援団会は団長である3年生の教室でやる事になっている。
私たちの紅軍の担当の先生が、話を始める。
隣の雪乃が神経に話を聞いている中、
私はつまらなくて、外をぼ~っと見ていた。
「次は自己紹介です。」
団長が先生に続いた。
1年から順に自己紹介していく。
そんな中雪乃の番がきた。
「2年A組の成宮雪乃です。精一杯がんばるのでよろしくお願いします。」
慣れているかのようにテキパキと自己紹介をこなした。
次は私の番。
「…2年A組の…美山華。です。…よろしくお願いします…。」
ちっちゃな声でなんとか終えた。
次は3年生。次々と自己紹介していく中、
ずっと外を見てうつむいていた私。
3年生の自己紹介になった瞬間、ふとその人を見た。
「3Cの副団長の櫻井良太です。よろしく!」
その先輩は背が高くて、クールで、とても優しそうな人だった。
「かっこいい…。」
私はそう言葉を漏らした。
私的には団長よりもカッコイイ。
今までまったくやる気のなかった私だったが、
良太先輩のおかげでめっちゃやる気が出てきた!!
「よっしゃ!!やったる~!!」
応援団会は団長である3年生の教室でやる事になっている。
私たちの紅軍の担当の先生が、話を始める。
隣の雪乃が神経に話を聞いている中、
私はつまらなくて、外をぼ~っと見ていた。
「次は自己紹介です。」
団長が先生に続いた。
1年から順に自己紹介していく。
そんな中雪乃の番がきた。
「2年A組の成宮雪乃です。精一杯がんばるのでよろしくお願いします。」
慣れているかのようにテキパキと自己紹介をこなした。
次は私の番。
「…2年A組の…美山華。です。…よろしくお願いします…。」
ちっちゃな声でなんとか終えた。
次は3年生。次々と自己紹介していく中、
ずっと外を見てうつむいていた私。
3年生の自己紹介になった瞬間、ふとその人を見た。
「3Cの副団長の櫻井良太です。よろしく!」
その先輩は背が高くて、クールで、とても優しそうな人だった。
「かっこいい…。」
私はそう言葉を漏らした。
私的には団長よりもカッコイイ。
今までまったくやる気のなかった私だったが、
良太先輩のおかげでめっちゃやる気が出てきた!!
「よっしゃ!!やったる~!!」