恐怖の感染連鎖
拾って見ると、春ぐらいに撮られたウチのクラスの集合写真だった。
担任も映っている。
この頃はまさか、こんな事態になるなんて、誰も予想していなかっただろうな。
そしてこの後のことも…。
少しずつ平和になりつつあったクラスに、翌日再び暗雲が立ち込めた。
朝早く、屋上へ行ったクラスの女子が、悲鳴を上げた。
彼女への花束やお供え物が、全て焼けていたという。
クラスどころか、学校中が一気に騒然となった。
これはきっと、『みぃ』がまだ許していない証拠だと―。
「でも屋上には誰でも入れるんでしょ? たちの悪い、イタズラかもしれないじゃない」
「イタズラって、誰がしたんだよ!」
「それはホラ…ここんとこ、ほとんど毎日のように、ウチのクラスの生徒達が屋上へ行っているじゃない? だから他のクラスの生徒が、驚かせようとしたのかも?」
担任も映っている。
この頃はまさか、こんな事態になるなんて、誰も予想していなかっただろうな。
そしてこの後のことも…。
少しずつ平和になりつつあったクラスに、翌日再び暗雲が立ち込めた。
朝早く、屋上へ行ったクラスの女子が、悲鳴を上げた。
彼女への花束やお供え物が、全て焼けていたという。
クラスどころか、学校中が一気に騒然となった。
これはきっと、『みぃ』がまだ許していない証拠だと―。
「でも屋上には誰でも入れるんでしょ? たちの悪い、イタズラかもしれないじゃない」
「イタズラって、誰がしたんだよ!」
「それはホラ…ここんとこ、ほとんど毎日のように、ウチのクラスの生徒達が屋上へ行っているじゃない? だから他のクラスの生徒が、驚かせようとしたのかも?」