信じたその先に
「ねぇ-。何も覚えてないの?」



荷物を整理してるとお姉ちゃんが言った。




「なにを?」


「あんた病院来るまえどこで何してた?」



お姉ちゃんが強い口調で言う。


考えるとだんだん思い出してきた。



「えっと、友達とカフェで遊んで…ケータイ鳴って………あれ?そっからどうしたんだっけ」




「まじで…?」
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