太陽と月
第1章 moon

「明日からか~楽しみだねー」
「そうだねーでも今日中に終わらせなきゃの仕事多すぎ」
「まぁ仕方ないよ私たち遊びに行くんだもん」
「それもそうか」

こんにちは。
私安西月は明日から同僚の立石茅菜と日食を見に3泊2日の海外旅行に出かけます。
そのために今日中に終わらせなきゃの仕事が盛りだくさんで軽くテンパってます。


次の日―。
機内。

日食か。
あの人を思い出すな。

「私さ日食に思い出あるの」
あまりのヒマさに言ってみた。
「そうなの?どんな?」
意外と食いついてきた。

「じゃあヒマだし私の昔話でも聞いてくれる?」
「うん」

そう言って私は6年前の話しをした―。
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