最初で最後の恋愛
私はビックリして身振り手振りして返事をした。
「でも結構噂になってるで?斉藤さんが賢斗の事好きって」
私は初めてその事を聞いて驚いた。
「そんな訳ないやん!!うちが何で峰条なんか好きになるんさ!」
私はハッキリと言った。
「じゃあ誰が好きなん?」
しつこく言って来る裕之に嫌気がさして来たが断固教える事なんて出来ない。

何で教えんかって?
そら好きな人が居んのに教える馬鹿居ないしね。

私は「好きな人居ないもん」と嘘をつき逃げたかった。
でも考えが甘かったみたい。。
感付いた裕之は「もしかして吉岡?」

。。図星。。
私は焦って拒否した。
「違うよ!!!そんな奴好きになるもんか!」
私は又気持ちとは逆の事を言ってしまった。
はぁ。。
又嫌われちゃう。。
又喧嘩しちゃう。。
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