最初で最後の恋愛
「ねぇ。本間に入るの?」
「当たりめぇじゃん♪」
「じゃあ吉岡先に入ってよ」
「はいはい。」

等々私と吉岡は県内で一番怖いと言われてるお化け屋敷に入った。

入口に入ると真っ暗で冷たい風が吹いていた。
「面白そうじゃん♪」

面白くない-----!!!!

「じゃ入るぞ」
「ぅん」
私は弱ヶしく言うと吉岡の服の裾を掴んだ。

「何も出てこねぇなぁ」

出てこなくて良いわぁ----!!!!


「なぁ斉藤♪」
「なな何?」
「お前ビビリ過ぎじゃねぇ?」
「別にビビってなんかないもん」
「じゃあ俺の服の裾持たないで?」


絶対ワザとだぁ----!!!
うちが怖がってる事分かって言ってるんだぁ---!!!
もぉ--嫌ぁ----!!


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