イケナイ関係。
「十和ー?今日俺送るわ。」
「!?」
あまりに突然の出来事にあたしは驚きを隠せなかった。
「はあっ!?!?どーいう風の吹き回し?」
「別に。車の免許とったし。」
「・・・・。」


こいつがあたしのこと送る!?考えらんない・・・。夢でも見てんのかな?



「それにいっつも1人で帰らせてるし。女が1人こんな夜中うろついてたら危ねえだろ。お前だったらさらわれそうだし。」
そう言ってくすっと笑った。

「何よっ!今までずっと1人で帰らせてたくせに!!なんでいまさらっ・・・。」


何コイツ何コイツ何コイツ何コイツ何コイツ何コイツ・・・


違う。あたしは幹にムカついてるんじゃない。あんなに意地悪で大嫌いな幹に一瞬ドキッてしちゃった自分にムカついてるんだ。



不覚にもときめいてしまった・・・。

この日からあたしの幹に対する見方が変わった。
今まで体目当てだけにすぎなかったのに・・・。
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