イケナイ関係。
何コイツ!!!あんたがタメ口でいいって言ったんでしょー!?!?!ムカつくわー!


「もー・・・バカ・・・。」
はぶてたあたしに気付いたのか男は笑うのをやめた。
「ゴメンって。俺が悪かったよ。もう笑わねーから。」
真剣な顔であたしに顔を近づけた。



もー!!何!?優しくしたり意地悪したり・・・!!


そしてその男は・・・あたしにキスした・・・。



「えっ・・・!?」
何コイツ!?いきなりキスするなんて・・・最っ低!!


「なんかお前の顔見たら欲情するわ。」


って・・・!?!?普通こういうことさらっと言う!?!?どんだけ軽い男なんだよっ・・・



あたしは男から顔をそむけた。
すると男はまたくすくす笑い出した。
「何・・・笑ってんのよお・・・」
「お前ほんとバカだよなー。つか普通初めて会った男の家来ねーだろ。」
「えっ!?だって外雨降ってたしっ!!?!」
男は楽しそうに話す。

「何?誘ってんの?」


は!?ないないないないないない!!!!!

「ちっ違いますけどっ!!!!!!」
「じゃあなんでそんなに顔が赤いわけ?」
「ちがっ・・・!!!」

男はまた笑い出した・・・。
< 49 / 164 >

この作品をシェア

pagetop