愛言葉
架月と莉月
付き合っていたあの頃、俺は何を想っていたんだろう…
毎日名前呼び合って、遊び回って、何回か補導されそうにもなったっけ…
「莉月!」
「わッΣちょっと架月!びっくりさせないでよ!」
「ごめんごめん!今日遊べないけどさ、送ってくから」
「え、いいよ。用事あるんでしょ?私1人でも帰‥「だめ!送ってく!」
「…はいはい。んじゃ送りよろしくね?」クス
「任せとけ!」
こーんなガキくらいセリフ言って、莉月を喜ばせてた。莉月も単純だよな。こんなことで喜んで…
別れてから約3年。この3年間俺はずっと莉月のことを考えてた。