darling
着いたと同時に将ちゃんからの着信。
出ようと思ったら後ろからクラクションの音が聞こえたので振り返ると、将ちゃんの車だった。
『昨日ぶり…だね!』
「(笑)緊張してんの?」
『あ、えっ、うん(汗)こういうの初めてで。』
「てか、なんで後ろ?隣座んなよ?」
隣とか座ったらもっと緊張しちゃって固まるっす!
「…もしかして俺のこと避けてる?」
いや、違う!
むしろその逆!
私は首がもげるんじゃないかと思うほど首を横に振った。
「(笑)やっぱり変な子(笑)隣においで。」
私は緊張を隠せないまま助手席に座り直した。