darling


将ちゃんに続いて私もシャワーを浴びて戻ると、将ちゃんは既にベットの中……



なんか濡れた髪がセクシーなんですけど……




私も無言のままベットに入ってみる。




『………』




ラブホテルなだけに全然眠くも何ともならない!




て言うか将ちゃんは何してんだろ……




と、振り返ろうとした瞬間。





『んっ………』





キスされちゃいました!




目の前にあった将ちゃんの顔が首筋に下がっていく。





キスされてボーッとしてしまい、されるがままの私だったが、ちょっと確認したくて声をかけた。





『しょ、将ちゃん!』



「ん?なぁに~?」



『あの…私のこと好き?…私…初めてで。彼氏じゃない人とできないっ。』




将ちゃんの手が止まった。




「ほんとに初めてなの?」




『…うん。見た目こんなんだけど、初めてなの。』



「付き合う?」



『う、うん!付き合う…』



そのままキスされ、抱かれるのかと思いきや……



「陽菜ちゃん口で出来る?」




『え?…よくわからない……』




「(苦笑)だよね。今日はこのまま寝よっか。」





そういうものなの?



まず結ばれる前に、口でして差し上げなければならないものなのか。



私は将ちゃんに抱きつかれながら眠りについた。


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