I LOVE YOU が言えなくて
新しい世界
私は、高瀬 琴音。
小学校4年生のころ、
私は何故か変態という事で、学校中知れ渡っていたの。
原因は、たぶん。
知りたがり屋の子が、変態用語の意味を聞いてきたことに対して、
私が知っていたので、答えてしまったから。
それから、いろいろと意味を聞かれるようになり、
私は変態な意味だと忠告し、
それでも良いと答えた子にだけ、意味を言うようにしたの。
そのせいなのか、そのウワサは、もっとひどい方へと進んで行った。
ある日、廊下を歩いていると、隅の方でコソコソと話している男女を見つけて
偶然、会話を聞いてしまった。
「高瀬 琴音って、学校のトイレでヤってるってウワサだよ~。」
「まじかよ!ありえねぇわ。」
誰が言い出したウワサなのかは、分からなかった。
それは、5年・6年と続いたの…。
でも、それも中学校に入ると同時に消え、安心した。
そして、結構なマンモス校にも関わらず、
1年4組になった私のことを、知っている人が多かった事にビックリした。
「どうして、私のこと知ってるの?」
そう聞いた私に、彼女は
「可愛いいって、有名だよ!」
と言った。
まさか、そんなこと言われるとは思ってなかったら、嬉しい気持と、照れくさい気持ちで、胸がいっぱいになった。
1年になってすぐに、私には友達ができた。
名前の順で1つ前の席の、高小見 美香ちゃん。
私と美香ちゃんは、席が前後のこともあって、一緒にいることが多かった。
小学校4年生のころ、
私は何故か変態という事で、学校中知れ渡っていたの。
原因は、たぶん。
知りたがり屋の子が、変態用語の意味を聞いてきたことに対して、
私が知っていたので、答えてしまったから。
それから、いろいろと意味を聞かれるようになり、
私は変態な意味だと忠告し、
それでも良いと答えた子にだけ、意味を言うようにしたの。
そのせいなのか、そのウワサは、もっとひどい方へと進んで行った。
ある日、廊下を歩いていると、隅の方でコソコソと話している男女を見つけて
偶然、会話を聞いてしまった。
「高瀬 琴音って、学校のトイレでヤってるってウワサだよ~。」
「まじかよ!ありえねぇわ。」
誰が言い出したウワサなのかは、分からなかった。
それは、5年・6年と続いたの…。
でも、それも中学校に入ると同時に消え、安心した。
そして、結構なマンモス校にも関わらず、
1年4組になった私のことを、知っている人が多かった事にビックリした。
「どうして、私のこと知ってるの?」
そう聞いた私に、彼女は
「可愛いいって、有名だよ!」
と言った。
まさか、そんなこと言われるとは思ってなかったら、嬉しい気持と、照れくさい気持ちで、胸がいっぱいになった。
1年になってすぐに、私には友達ができた。
名前の順で1つ前の席の、高小見 美香ちゃん。
私と美香ちゃんは、席が前後のこともあって、一緒にいることが多かった。