ボスを継いだ少女
警察の対応の遅さも部下が操作し、事件も部下がやった。



森下の話では『神山ミコト』を暴走させることで世界に終止符を打つと考えたらしい。



しかし、問題が生じた。





『伊藤マサ』であった。





彼はお父さんと森下に賭けを挑んだ。



計画段階まで変更点はなく、最後のお父さんが殺される段階で殺すか・殺さないかの賭けだった。





そして、『伊藤マサ』は賭けにかった。





その賭けでお父さんは『C』と手を組み、私をボスに就かせた。





それは私にこの国の『防衛軍の将軍』にするためだった。





以上が森下と話をまとめたものだった。








だが、一つ問題があった。







『神山ミコト』だ。







「森下、なんで『神山ミコト』が『超越者』だと知っていたの」


「それはあの子と子供のときに出会ったことがきっかけです」


「本当に…」


「はい」







私は森下と話を終えて、忙しい一日を終えた。
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