カクテル・ドリーム〜それぞれの道〜
そんなある日、BAR COCOROに一枚の絵葉書が届いた。


「康ちゃん、それってもしかしてヒロくんから!?」


カウンター席で飲んでいた美咲が瞳をキラキラさせながら言った。


「うん、そうだよ。」


「ペンションが軌道に乗ってきたから、是非遊びに来てくださいって。」 


康介さんが持っている絵葉書には、青い海と『二泊三日無料ご招待』の文字があった。
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