カクテル・ドリーム〜それぞれの道〜
今まで感じたことのない、愛しさ。


このままギュッと抱きしめることができたら、どんなに幸せだろう‥。


‥どんなに楽だろう。


サトシくんとの距離がこんなに苦しいなんて‥私は本当にバカだ。


「‥カウンターに立てるか?」


「大丈夫‥。」


サトシくんは私の目を見ないで言った。
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