カクテル・ドリーム〜それぞれの道〜
「‥じゃあ落ち着いたら来いよ。」


サトシくんの背中を見て、私は咄嗟にサトシくんの袖を掴んだ。


「待って、サトシくん。」


サトシくんは私の方を振り向かずに立ち止まった。


「サトシくん、ひどいこと言ってゴメンなさい!」


私はサトシくんの背中に頭を下げた。


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