カクテル・ドリーム〜それぞれの道〜
「俺も自分のことをきちんと考える。」


「だから、今は俺に涙を見せるな。」


「‥あんたの涙を見ると冷静でいられなくなる。」


‥私はそっとサトシくんの袖を放した。


「せっかくだから‥ホワイト・クリスマスになるといいな。」


「‥うん。」


私がサトシくんから離れると、サトシくんはそのまま厨房から出て行った
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