カクテル・ドリーム〜それぞれの道〜
「‥これは店長が俺に作ってくれたカクテルです。」


サトシくんが静かに話し始めた。


「俺はこのカクテルを飲んで一流のバーテンダーになりたいと思いました。」


「でも‥気付いていたんです。」


サトシくんは康介さんを見て言った。


「‥店長がそういう意味で俺に作ったんじゃないって。」



< 359 / 460 >

この作品をシェア

pagetop