カクテル・ドリーム〜それぞれの道〜
「明日はみんなでパーティーでしょ?」


「だからケーキの差し入れしようと思って。」


サトシくんが後ろからフワッと抱き締めた。


ドキッとして一瞬動きが止まってしまった私を笑って、サトシくんが耳元で囁いた。


「どんなケーキにするの?」


ただでさえサトシくんの甘い声にドキドキするのに、首に軽くキスまでされて、私の顔はもう真っ赤だった。
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