カクテル・ドリーム〜それぞれの道〜
「‥もしもし。」


「あ、桃香ちゃん?疲れてるところゴメンね。‥もしかして寝てた?」


康介さんの優しい声が耳元に響く。


「い、いえ、起きてました!」


私は真っ赤になった頬を押さえた。


「よかった。あのね、明日の定休日なんだけど何か予定入ってる?」


‥えっ?
< 68 / 460 >

この作品をシェア

pagetop