最強ヤンキー女子×俺様二重人格男子(仮)
他は、
社会100点。
国語100点。
ここまでは順調だったはずなのに・・・。
英語99点。
かなりショックなものだよ・・・。
文の最後にピリオドをいれるのを忘れていたからだった。
これがまさにケアレスミス。
このショックにまたショックを重ねたのが得意の理科の成績だった。
得意なはずなのに・・・
得意だって思ってたのに・・・。
93点だった。
中間、100点だったのに・・・
得意だからと私はあまり復習をしなかったのが響いたんだなぁ。
すっごい悔しいよ。どうしよう、このやるせなさ。
私は答案用紙がくしゃくしゃになるのを通り越して、弾けて破れるくらいの程の力の拳をつくった。
制服のスカートの横で。
誇りを重ねることはできなかった。
私は舌打ちをこらえ、ただ顔をしかめるだけにしておいた。
実技教科は全て満点だった。
ここは異常になれたんだ。
本当に、嬉しい、多分、史上最高の笑みが自然に零れていた。