最強ヤンキー女子×俺様二重人格男子(仮)
数日後。
私は一人で結果発表にいった。
校門の前には笑顔の人、涙の人がたくさんいた。
私は・・・涙を流す人になってしまうのかな。
ちゃんと、笑顔で帰れるかな。
やっぱり自分を信じていても、ドキドキはした。
自分の番号を探していく。
違う。
違う。
違う。
違う。
違う。
違う。
ここまでくると少し不安になってくる。
心臓の音がさらに速くなる。
無いんじゃないか・・・
私は次の番号を見た。
そして運命の番号を見つけた。
「あっ・・・
あった。」
私はポツリと呟いた。
自然に口から言葉がでた。
「やった・・・」
私は小さくガッツポーズをした。
「あ・・・はははっ」
私はついつい笑顔になった。
やっと・・・
普通という日々から抜け出せる。
普通ではない成績の人が集まる学校に通える。
私はそう思うと笑顔がとまらなかった。
笑顔で帰れる人になれた!