最強ヤンキー女子×俺様二重人格男子(仮)
私はこれでも受験勉強中も鍛えてるといえば、鍛えていた。
強くなりたいってずっとずっと思ってた。
英語の単語を覚えながら、ランニングしたり。
腹筋しながら問題解いたりもした。
時々だけど。
私は家に帰ると惜しむこともなく3年間着ていた制服を脱ぎ捨てた。
さようなら、私の普通だった日常と一緒について来た制服さん。
私は部屋のソファーをたたせて、サンドバックのようにし、それに拳を打ち続ける。
頭突きもしてみる。
それを永遠と続け、どんなあて方が一番効くのかなぁっなんて考える
「つまんないなぁ・・・
あきた!」
数日たつとそう思ってきた。
だんだんソファーの皮がはがれてくる。
「はぁっ・・・」
私はため息まじりに靴をはいて、外にでた。