最強ヤンキー女子×俺様二重人格男子(仮)



随分体力もついてきた。


ずっと2時間はランニングをしていたおかげ。


私はランニング帰りに顔を洗うため、洗面台の前に立った。


鏡に私の姿が映る。


私はそっと髪に触れてみた。



真っ黒で・・・自分で言うには何だけど、サラサラでツヤツヤ。



“傷む"ことを知らない、髪の毛。


あー・・・

そろそろ・・・そんな時期なのかな・・・?


私は思い立ってすぐにドラックストアにいった。



「これだ」


ついに外見さえも普通じゃなくなる日々がくる。




私はドラッグストアに並ぶ、ある一点の商品を、


睨むようにジッと見つめていた。
< 25 / 90 >

この作品をシェア

pagetop