最強ヤンキー女子×俺様二重人格男子(仮)
ぎいっと超のつく大きい扉をあける。
「んあっ?」
全員がこっちを睨む。
わ、迫力すごい。
なんか・・・戦いたくてしかたない。
無性に拳を振り上げたい。
なんか・・・血が騒ぐってこういう感じなのかな。
「誰だてめぇ」
遠巻きにそう言う。
私よりみんな背が高い。
「超チビ」
キャハハという笑い声
倉庫に響き渡る。
高笑いがムカついた。
ナメられてるなぁ、私。
でもそんなこといってられるのは今のうちだよ?
「小さい犬ほどよく吠える・・・であってるかな?」
私は睨んだ。不適な笑みを浮かべながら。
「しらねぇし」
また笑い声が響く。
私は皆に聞こえるように大きく舌打ちをした。
「うちをここにいれてくれないかな?」
私は大きい声で言った。
私がそう言うと誰かが一人掛けのソファーから立ち上がった。
私はファイティングポーズさえもとらなかった。
だって勝つ気しかしないから。
「強い奴なら大歓迎っ」
私が棒立ちしていると先程立ち上がった男の声が耳に届いた。