最強ヤンキー女子×俺様二重人格男子(仮)
――――数日後――――
今日は私のほんのちょっと大事な日。
「うわっ・・・怖・・・」
そんな言葉が私の耳を飛び交う。
校門の前の看板。
入学式と記入されている。
そう、今日は私の入学式。
高校の入学式なのだ。
それなのに・・・
太陽の光に反射するほど明るい色の金髪。
目には赤いカラコン。
ピアスを両耳あわせて6つ。
そんな信じられない出で立ちで学校の門をくぐり抜けたのだ。
同じ制服を着た、生徒たちにジロジロと見られながら歩いた。
異常って・・・こんな感じだよね?
気持ちいい!
私は俯きつつも、私はニヤついていた。