最強ヤンキー女子×俺様二重人格男子(仮)
「志望校変えたらどうだ?
この成績ならここよりかは低いがいい高校いけるぞ。」
先生は赤ペンをまわしながら私にそういった。
私はその言葉にピクリと反応した。
「絶対にいやです。
私はここがいいんです。」
私は先生を睨むように見た。
睨む私の目を見ても先生は怯えることも動揺することもなく、落ち着いた表情でまたしゃべりだす。
「そうか・・・
ならもうちょっと頑張ってみろ。
これより成績がおちたらもうこの高校はいけないと考えろ。」
先生は私に模擬試験の結果の書かれた紙をかえした。
一通り思い出したら・・・また悔しさと、苛立ちと、悲しさが込み上げてきた。
くそぉぉ!
頭ツルピカ!一生独身!猿顔!
成績これ以上さげたらいけないことくらいわかってるよ!
“頑張ってみろ"って今でも一生懸命必死に死ぬほどやってるよ!
あなたはこんなに学生時代勉強したの!?上から目線がムカつく!