最強ヤンキー女子×俺様二重人格男子(仮)
私は自然に喋りだしていた。
「ねぇっ・・・
先生だか何だか知らないけどさ・・・
もっと生徒のことわかったほうがいいんじゃないの?」
私は声をあげた。
「は?」
おじさんは目を見開き顎がはずれそうなくらい口がポカンとあいている。
「あのさぁ、
うちがもしも本当に佳山伊織だったらどうするつもりなの?
つか本当に佳山伊織なんだけど・・・
人権を傷つけたってことになるよね・・・。」
睨む私。
この内容があってるかはわかんない。
小学校のときの社会科見学で聞いたことがある気がする・・・
そして私はバックから財布を取り出し、保険証をだした。
そしてその保険証を先生の目の前に押し付けるように見せた。
「先生、読めます?
佳山、伊織って・・・?」
私は保険証の名前が記されてる部分を指でなぞった。