最強ヤンキー女子×俺様二重人格男子(仮)



旧館に行き、屋上までの階段を上がる。



電気は殆ど点いていなく、薄暗くて幽霊でもでそうである。


これじゃあ寄ってくる人もいない。


屋上の扉の前につく。


そして古く錆びた扉を開ける。


黒板を爪でひっかいたような音がでる。



屋上に入り深呼吸をひとつ。


「はーっ・・・」

いい感じの風がふき、気持ちが良い。


色のハゲたフェンスに近付いた。



下を見下ろす。


中庭で喋っている男女。


校庭でサッカーをしている男たち。



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