天使からのLove letter

  
それから社会と理科と数学をやり終わってお昼タイム。


「さー、購買行こッ♪」

初めての購買に舞い上がるもえかっち。

「でもさ!!お金持ってきてないじゃん!!」


私がそう言うともえかっちは無視するようにファイルの中を探り出す。


おい、聞けよ・・・。


もえかっちをずっと睨んでると

「これこれ!!」


もえかっちは紙を私に見せてきた。

「・・・”入学式当日のお知らせ・・・6時間授業があります。購買はお金を持ってこなかった人はクラス名と名前を紙に書いて後日お金を払ってくれれば大丈夫です。1週間以内に払わない場合警察を呼びます。」



な、なんじゃこりゃ!!

「じゃ、行こう!」


もえかっちは私を強引に引っ張って購買へと向かった。

「以外に広いね」

「うんうん!!あ、うちラーメンがいいなあ!!」


もえかっちは派手なラーメン屋さんを指でさした。



「じゃ、私も」


私達はラーメン屋さんへ向かった。




「ご注文どうぞ!!」

「味噌で!!あ、ついでにタマネギとネギなしね♪」


もえかっちわがまますぎだ~。



というかネギ類嫌いなんだ。

以外・・・!!


「お会計の方は?」

「後日で!!」

「分かりました!!じゃあこちらにクラスと名前を書いてください」


もえかっちはペンを持って紙に書き出した。
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